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【股関節の痛みと違和感】今すぐできる4つのこと

最近、股関節に不調を抱える方が多くなっているように思います。

私自身も出産後から15年間ほど違和感がありましたが、試行錯誤の末、今ではすっかり良くなりました。

今回は、私が股関節の状態を改善するにあたって
『していたこと』『しなかったこと』について書いてみたいと思います。

『お腹から脚』というイメージ

大腰筋(だいようきん)という脚を動かす筋肉は
お腹の内側についています。


ダンスなどのレッスンで
「脚はお腹から」なんて言ったりしますが
脚を動かす筋肉は、実際にお腹にあるのですね。

もう一つは腸骨筋(ちょうこつきん)といい、骨盤についてます。

なので『骨盤から脚 』というイメージでもいいと思います。

開脚などで脚を大きく開くような時は
『骨盤から脚』の方がしっくりくると思いますので
動きによって使い分けてみてください。

足裏に肉球をつくる

足の裏の筋肉は
歩いたり走ったりする時に
着地する地面からの衝撃をやわらげ
関節を守る役割をしています。

もし、足の裏に猫のような肉球があったとしたら。


高いところから楽にジャンプできそうですし
どんな道でも軽く走れそうな気がしますよね。

 

私たちは猫じゃないので
残念ながら肉球は作れませんが
足の裏の筋肉を鍛(きた)えることはできます。

そのために大切なのが
足の指や足の甲の関節の動き。

足でグーチョキパーができますか?

足の裏の筋肉をきたえる方法は
こちらにまとめていますので
どうぞ参考にしてみてください。

ストレッチしすぎない

痛みに耐えてストレッチしていませんか?

長時間、机に向かったり運転したり
同じ姿勢が続くと伸びがしたくなりますよね。

伸びると気持ちいい、のが本来のストレッチだったはずなのに
『伸びた感』を求めるあまり
痛いところまで伸ばさないと、もの足りなくなってしまう。

伸びをするように全身で伸びることと
一ヶ所だけに力や体重をかけて伸ばすことは違います。

私も、麻痺していたようで
ついつい伸ばし過ぎて傷める、というのを
何度も経験しました。

今の関節の痛みや不調が
姿勢や動きのパターンが繰り返されたために
起こっているのだとしたら
今のクセやパターンを見直してみる。

伸ばしすぎてたかも、という方は
あえて伸ばさないようにしてみる、というのはどうでしょう?

新たな発見があるかもしれません。

股関節をつまらせない

「股関節がつまった感じがする」という方は
つまらせないような動きにしてみてください。

例えば、ヨガやピラティスでは
脚を上げたり上げて動かしたりする時に
つまった感を感じやすいのですが

つまった感がする、と思ったらそこでやめる。

もしくは、同じ動きを
つまった感がしないようにできないか
試してみる。

ひざを少し外に向けたり
骨盤をもう少し傾けたり。

ストレッチと同じで、なんとなくやっている
つまった感のある今の動きのパターンをいったんやめてみる。

ひざの向きや骨盤の角度を変えることで
もしかしたら
痛みや違和感のない動きが見つかるかもしれません。

まとめ

  1. お腹から脚
  2. 足裏に肉球をつくる
  3. 伸ばしすぎない
  4. つまらせない

 

股関節の不調の原因は
決して一言で言えるような
簡単なものではないですが

何となくしている動きを見直すことで
改善への手がかりが見つかることも多いです。

いつもの動きを積み重ねたものが
今現在の身体なのだとしたら
それを見直すことから始めてみましょう。

 

そして、日々、より良い動きを
あなた自身のために選択し、積み重ねていく。

あなたがそうありたいと望む未来の身体を
一緒につくっていきましょう。

注意
この記事は、『身体の動かし方を見直すことで、股関節の痛みを改善する』という視点で書いたものです。
なので、何もしなくても股関節が痛かったり、長期に渡って違和感や痛みがある場合は、医療機関への受診をおすすめします。