葛飾北斎(1760?-1849)が
江戸時代の風俗を描いた『北斎漫画』をご存知でしょうか?
それを見ると
昔の人は、草履や下駄を履いていたり
裸足で過ごすことも今よりずっと多かったせいか
大人も、足の指がよく動いているのがわかります。
股関節もよく動いていて
やはり、足の指と股関節の動きは
関連しているんだなと思います。
今回は、見過ごされがちな足の指の
カンタンで効果的なエクササイズをお伝えします。
足でグーチョキパー
パーは、一本ずつの指の間が開くように。
グーは、足の甲の関節が動くところまで
握(にぎ)る。
チョキも、4本の指は
足の甲の関節まで動くように握る。
シャクトリムシ歩き
②足の指を伸ばす。
左右交互に繰り返して、前に進む。
③後ろにも行ってみる。
足首を伸ばす
①片足ずつ爪先立ちのようにしながら、足首を伸ばす。
できたら、足の甲とすねが一直線になるように。
足の指の根元で床を押して
かかとを上に引き上げるイメージで。
②内側に倒して、同じように足首を伸ばす。
(無理のないところまで)
四つばい つま先トントン
①四つばいになって、つま先を立てる。
②片足ずつ、ヒザを床から離して
足の指を握ったり、つま先を立てたりする。
③ある程度動かしたら
足の指の先を床に打ち付けるようにトントンしてみる。
足の指の先でトントンできたらOK。
足の指の先まで意識が入ったことで
よりラクに①~②の動きができるはず。
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どうでしたか?
足の指は、思うように動いたでしょうか。
足の指がにぶくなると
ちょっとした段差でつまづくというようなことも
起こりやすくなってきます。
「全然動かないわ~」
と、いう方は、はじめは手で手伝ってあげてください。
毎日ちょっとずつ動かしていると
徐々に動き出します。
テレビを見ている時や
お風呂に入っている時
ほんの少しの時間でいいので
足の指を動かす習慣をつけてみてくださいね。
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