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からだが軽くなる『 立ち方』

私たちは、日常で多くの時間を
立ったり歩いたりして過ごしています。

立ったり歩いたりで疲れる状態だと
他のことに向ける体力や気力は
ほとんど残らないでしょう。

自分のやりたいことができる
充実した毎日を送るためにも

立つことや歩くこと、日常の動作を
よりラクなものにしていきましょう。

身体の重さが0(ゼロ)になる

身体にとって一番ラクな状態とは、
いったいどんな立ち方でしょう?

それは、
身体が軽くなるところで立つこと、

つまり
地面に垂直に立つということです。

私たちの身体には重力がかかっています。

同時に、地面から上向きに押し返す力も働いています。

なので、地面(平地の場合)に垂直に立てば、
この2つの力を足したものは0です。

私たちは重力によって地球に引っ張られています。
にも関わらず床や椅子などにめり込まないのは、床や椅子などが私たちを押し返しているからです。
これが垂直効力です。
「力のベクトルの足し算」,『ベクトルのきほん』ニュートンライト2018年4月,P19

2つの力がゼロになるように
地面にまっすぐに立った時、
身体がスっと軽く感じられる。

そんな身体の重さ0になるポジションを
体感してみましょう。

0ポジションの見つけ方

腰の幅くらいに足を開いて立つ。

ゆっくりゆっくり
重心をつま先側に持ってきたり
かかと側に持ってきたりしながら

身体がスッと軽くなるところを見つける。

真ん中よりも、少しかかと寄りの辺り。

応用編 つま先立ち


かかとを持ち上げて、つま先立ちになる。
(できれば、足の甲とスネが一直線になると良い)

身体が軽くなる場所を体感してみる。


つま先立ちになると
前のめりになりやすいので注意。

壁や手すり等を使うと、やりやすい。

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体が軽いと、日常の姿勢や動作がラクになります。

ダンスやバレエなどをしている方は、
身体に軸があることを体感できると思います。

始めは、少しわかりにくいかもしれませんが
徐々に軽くなるところを見つけてみてくださいね。

 

壁の線などがある所だと
『垂直』がわかりやすいですよ。