疲れにくいラクな身体づくりについて
第3回目となる今回は
地面からの力を手足に伝えていく
しなやかな背骨について、です。
子どもの頃は、飛んだり跳ねたり
いろんな遊びの中で身体を動かしてい
いろいろな動きをすることで、
反(そ)れたり、丸まったり、ねじったり
背骨も自然に動いていま
けれど、大人になると、
長時間座ったまま、立ったままなど
同じ姿勢が続くことが多いもの。
筋肉は形状記憶の性質があるので、
長時間同じ姿勢をしていると
そ
伸びがしたくなるのはこんな時。
身体は自然に縮こまったところを
伸ばそうとしてくれているのですね
子どもは長時間じっとしていることが苦手ですが、
それは、身体を、
きちんと働いているから。
大人は長時間お行儀良く
同じ姿勢でいることができますが、
それは
あまり良いことではないのかもしれません。
疲れにくい楽な身体を取り戻すためには
身体からの小さなサインが
うまくキャッチできるようになるといいですね。
小さな骨が集まった『背骨』
背骨は、およそ24個の小さな骨が
つながって出来ています。
この小さな骨が一つ一つ動くので、
丸くなったり反れたり
いろんな動きができるのです。
と、いうことで
身体のセンサーをよみがえらせて
背骨のしなやかさも取り戻していく
カンタンな動きをいくつかご紹介します。
丸くなって後ろに転がる
①ヒザを立てる。
②後ろに転がって
背中を反らせる
①ヒジを曲げて床につける。
②ヒジで床を押して、
胸を張るように背中を持ち上げる。
(お尻は浮かせない。)
猫のポーズ
①息を吐きながら、背中を丸くする。
②吸いながら、反(そ)らせる。
自然な呼吸でもOK。
大きく動くよりも
動きにくいところがないか確認するように
ゆっくり、丁寧に動いてみる。
肩甲骨をゆるめることも
背中をラクにするのに効果的です。
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地面に接する足から
その力を上に、手足に伝えていく背骨。
背骨の小さな動きやなめらかな動きを
毎日の生活の中で
時々、感じてみてくださいね。
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