【股関節のつまりと原因】痛みと違和感はサインです

「股関節がつまった感じがする」
「脚の付け根が痛い」
という声をよく聞きます。

股関節は、人間のカラダのなかでもっとも大きい、上半身の重さを支える、重要な関節です。

その関節に何が起こっているのでしょう?

股関節の構造と動き

『股関節』は、骨盤のくぼみに、太ももの骨=大腿骨(だいたいこつ)がはまって、クルクル動くようになってます。

関節を守るために、骨のすぐ上にゴムのような靭帯(じんたい)、その上に、筋肉がついています。

太ももの筋肉は、骨盤から股関節をまたいで、大腿骨についています。

なので、脚を動かす時の筋肉の使い方~立ったり歩いたり座ったり、という動作と姿勢全てが、股関節に影響を与えます。

股関節痛の原因は姿勢不良?


疲れや加齢、妊娠・出産でお腹の力が抜けることで、腰が大きく反(そ)れた反り腰になったり、反対に背中が丸くなって猫背になったり。

女性は元々男性に比べて筋力が弱いので、姿勢が崩れやすいのかもしれません。

身体の中心軸で真っ直ぐに支えられなくなると、いつの間にか、太ももの前側を緊張させて身体を支えるように。

その状態が続くと、太ももの前や外側がパンパンに張ってきます。

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左側の立ち方は、地面に対して斜めになっているのがわかるでしょうか?

実際に、この立ち方をしてみると、太ももの前側が張ってくるのが感じられると思います。

タイトスカートを履いた時、太ももの前がパーンと張ってしまう方は、この立ち方をしているかもしれませんね。

このように、太ももの前や外側がいつも緊張していると、その部分の筋肉が縮んで、大腿骨が前に引っ張られてきます。

そうすると、脚を上げた時、股関節に”つまった感”を感じることも。

股関節に『つまった感じ』があるなら、無理に動かすことなく、ラクに動くように、ゆるめることから始めていきましょう。

【太もも痩せ】①ゆるめる&お尻をよみがえらせる

2017.06.30

地面に接地する足も大事

足の指をグーに握ってみましょう。

甲に、ポコポコとした関節、出てますか?

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足首から先は、小さい骨が集まってできています。
この小さい骨の一つ一つが集まった構造が、歩いた時、足裏と地面の衝撃をやわらげてくれます。

足首から先なんて、股関節には一見関係なさそうですが、実は大きな影響があるんですね。

外反拇指(がいはんぼし)、歩く時に指が地面に着いていない浮き指、足裏のアーチがつぶれている偏平足(へんぺいそく)の方は、地面に着地する部分である、足の指や足裏がきちんと機能するようにしていきましょう。

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股関節をゆるめる

股関節がラクになる優しい動きです。

いつも大きく動いている人は、時々こうした丁寧な動きで、 自分の背骨や骨盤、股関節を感じてみましょう。

太ももの内側・後ろ側やお尻、使っていますか?

太ももの前側をストレッチしてゆるめても、日常でいつもの立ち方をしていれば、またすぐに緊張で縮んでしまいます。

それでは、いつまでたっても股関節の状態は変わりません。

ゆるめるのと同時進行で、使っていない筋肉にもスイッチを入れていきましょう。

下の動画では、太もも内側を使っています。

はじめは、わかりにくいかも知れませんが、徐々に感覚がつかめると思います。
回数ではなくて、太ももの内側を感じられるように、角度を調整してみてくださいね。

カラダは、全部つながっていて、すべての筋肉が協力して、いろんな動きをしています。

なので、股関節の痛みは、実は、股関節そのものが悪いわけではないのかもしれない。
股関節と何のつながりもないように思える他の部分での緊張や負担が、股関節に出てきているだけなのかもしれません。

使っていないところ・意識しずらいところを動かすことで、全ての筋肉がバランスよく使えるようにしていきましょう。

股関節にやさしい座り方・立ち方

座ってる時も立ってる時も、骨盤の上に肋骨(ろっこつ)を乗せる意識を持ちましょう。

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違いがわかるでしょうか?

骨盤の上に肋骨を乗せると、すこしお腹に力が入ります。
それが、上半身をハラ(丹田)で支えた状態。

立っている時も、ハラで上半身を支えてみましょう。
そして、かかとに重心を移して、お尻や太ももの裏を感じてみましょう。

身体の後ろ側が感じられるようになると、前側の緊張は抜けてきます。

後ろ側を感じたら、骨格で立つイメージで、バランスを取ってみてください。

関節は『消耗品』です

痛みを我慢して動かし続けても、あまりいいことにはなりません。

運動をする、ということが強迫観念になっていると、痛くても我慢して動かし続けて、悪化した…ということも。

関節は、一生使い続ける、大切なもの。

無理して頑張って動かすんじゃなく、関節の動きや方向、感覚を、見直してみてくださいね。

注意
この記事は、『身体の動かし方を見直すことで、股関節の痛みを改善する』という視点で書いたものです。
なので、何もしなくても股関節が痛かったり、長期に渡って違和感や痛みがある場合は
ぜひ一度、医療機関で見てもらうことをおすすめします。

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