(画像は、今習っているフォトスタイリング講座で撮ったもの。)
ほとんどの人は、からだをもっと良くしたいと思っています。
もっと健康になりたい
もっと体重を減らしたい
もっとステキなボディラインになりたい。
そうして
がんばって歩くとか
がんばって運動する、とか
がんばって食べないようにします。
『もっと』が生まれると『がんばる』ようになってるようです。
でもでも、ちょっと待って。
その『がんばる』は、からだにとって本当に良いことなの?
ずっとからだを動かしていなくて、久しぶりに運動すると気持ちいいですよね。
その心地よさに自然にまたやりたいという気持ちが湧いてきます。
新鮮な野菜をたっぷり使った
目にも美しい料理をゆっくり味わうと
からだの内側から元気が湧いてくる感じがします。
からだに良いこと、というのは
『自然に、その感覚そのものを味わってしまう』性質があるように思います。
足を踏み出す、腕が伸びる、背中が伸びる心地よさ。
舌に乗せた感触、噛んだ時の歯ごたえ、鼻に抜けていく香りや風味。
そうした動きや五感で感じることに、いつのまにか集中している。
運動することや料理を作るという行動を起こすこと自体は、ちょっとがんばらないといけないかもしれないけれど
やってることは、気持ちいい楽しいうれしい。
いつのまにか没頭している。
それは言葉を変えると
『今ここ』にいる、ということでもあります。
さっきまで頭の中にあった
今の悩みや明日の予定やなんかが消えてしまって
『今ここ』だけに気持ちが向いている。
そうすると
今こうして、この世界で、このからだで感じている、ということに『感謝』が生まれます。
『今ここ』に感謝が生まれて、その瞬間に満たされる。
『今ここ』に全部ある。
それに気づく。
この世に生まれてから
この頭がいろんなことを考えて
このからだがたくさん動いて
そうやってここまで人生を生きてきて
『今ここ』の私がある。
からだは自分の思ったとおりに形を変えられる『モノ』じゃなくて
命がなくなるまで
生きることのすべてをあじわっていく『わたしそのもの』。
そこから『からだに良いこと』を考えてみる。
そうすると、また違った発見があるんじゃないかなと思います。
頑張り屋さんのあなたに、届きますように。
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