和のからだの使い方

こんにちは。中平です。

この春から、着物の着付けと和裁を習い始めました。

と、いっても、
「着物を着れるようになりたい !」
とか
「着物を縫えるようになりたい !」
という気持ちは、ほぼ無くて、日本人の身体の使い方を知りたいと思ったからです。

例えば、引越し屋さんや、大工さん。
細い身体の人が、びっくりするような重いものを軽々と運んだりします。

身体全体を使って、持ち上げる。
これを『和のからだの使い方』としましょう。

対する『欧米のからだの使い方』は、腕の力を使って、持ち上げる。

筋トレなどのトレーニングは、腕や脚、部分的に負荷を与えてその部分の筋肉を鍛えますよね。

腕の筋力が大きくなればなるほど、重いものを持てるようになる。

全体で重いものを持ち上げる『和のからだの使い方』
部分で重いものを持ち上げる『欧米のからだの使い方』

部分的に鍛えることばかりをしていると、全体を使う『和のからだの使い方』がやりにくくなってしまう気がします。

つい、一箇所に力が入ってしまう。
力を抜こうとしても、抜けない。
からだは、その人自身のからだの使い方がクセとして出てきます。

日常で、肩に力が入リがちな人は、ヨガのポーズも肩が上がりがちになるし
腕、太もも、外側の大きい筋肉を使ってダイナミックな動きをしている人は
小さい筋肉が働く、柔らかい細かい動きがやりにくくなったりします。

『和のからだの使い方』は、着物もそうですが、武道、茶道、華道、日本舞踊など、日本の伝統文化の中に、残っています。
手を置く位置、指先、視線まで、細かく意識しながらも、自然で、美しい立ち振る舞い。

そうした所作を繰り返すことが、からだにどう作用するのか。
これから、自分のからだを通じて、発見していきたいと思っています。

 

・・・なーんて、エラそうに書いてますが。

着付けも和裁も、自分の動きのぎこちなさと覚えの悪さに、毎回、呆(あき)れます。
きっと先生はもっと呆れています。

「キレイに着れた !」
と、仁王立ちで喜んでいると、着付けの先生に
「そうね、足を揃えたらもっとキレイね」
と、ニッコリしながら言われました・・・。

『からだの使い方』は、頭ではなくて、からだで覚えるしかないんだな、つまり、日々の繰り返ししかないんだな、と、当たり前のことに3ヶ月経って気づきました。

毎日、縫いものをしたり、着物を着たり、昔の人が当たり前にしていたことで、自然にできていたからだの使い方。
何かヒントがつかめるといいなぁと思います。

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